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GTB振り返り

2022-06-01

4月からGMOペパボで新卒エンジニアとして働き始めました。 GTB(GMOテクノロジーブートキャンプ)が終わったので振り返りをしていこうと思います。

GTBで得たもの

GTBではブランディングからデータセンターまでといったような感じで、様々なことを広く学びました。 習得よりも、知識のインデックスをつけることを意識しながら取り組みました。 そのおかげで、自分が知らないものを知らない状態から、自分が知らないものを知っている状態にすることができました。

特に大規模なサービスを動かすためのバックエンドの技術は知らないことが多かったです。Ansibleを使った構成管理やk8sについてなどはまったく知りませんでしたが、何をするための技術かというインデックスはつける事が出来ました。

他にも、ブランディングやUIデザインなどのデザイナー寄りの内容も学ぶ事が出来ました。

自分を知った

GTBではチーム開発があります。チームごとにアプリケーションなどを作成し、最終日に成果物の発表をします。 自分のチームは、デザイナー1名、ディレクター1名、フロントエンドエンジニア2名、バックエンドエンジニア1名、計5名のチームでした。 私はチーム内ではフロントエンドエンジニアという役割でした。 チーム開発を進めていくことで、自分の強み、弱みが分かってきました。

強み

  • (実践はできないが、概念を)知ってる分野は広い
  • 技術に関するインプットは出来ている

強みとしては、広く浅く色んな技術を触ってきたのでバックエンドの人と技術的な相談をするときにも、ざっくりとしたい事や使う技術がどういうものかわかりました(そもそもPHP、Ruby on Railsを使ってたので、フロントエンドエンジニアではないのでは)。

チーム開発ではアプリも作れたらいいなーということでionicを使いました。発表会のときに「ionicってなんですか?」と聞かれることがあり、技術周りの情報収集は出来ているんだなと感じました。 ちなみに、ionicを使った結果、Webアプリとしてリリースしつつ、androidアプリも発表することができました。

弱み

  • フロントエンドを知識不足
  • デザイン通りになるようにCSSを書くのが苦手

弱みとしては、フロントエンドの知識不足です。useStateを研修中に初めて知りました。これめちゃくちゃ便利ですね。

自分の担当の実装ページで難しいところがあり、開発期間上、実装せず妥協した部分がありました。しかし、もう一人のフロントエンドエンジニアの方が実装してくれました。申し訳ないという気持ちとともに、もっとフロントを勉強しなきゃという気持ちになりました。 ほかにも、デザインをすることは好きですが、それをCSSで作っていくのがとても苦手だということがわかりました。

これからどう研修を受けていくか

メンターさんに振り返りを話したところ「T型人材」という言葉を教えてもらいました。

「T型人材」とは、専門的な知識とスキルを蓄積し、特定の分野を究めた豊富な経験を軸に、専門外のあらゆるジャンルに関しても知見がある人材タイプのことです

https://saponet.mynavi.jp/column/detail/20211025192846.htmlから引用

「専門分野を持ちつつも、他の事も知っているという人材」ということみたいです。広く浅く知ってはいるので、さらに広く、そして専門性をもって行きたいなと思います。

何の分野を極めるかというところもありますが、すでに始まった研修ではRailsを学んでいます。その後も特定の分野をじっくりと学ぶ機会があるので、そこで好きな分野、興味のある技術を知って行きたいなと思います。

当面の研修の裏テーマは 「じっくりと深く学びながら、自分の好きな分野、さらに学びたい技術を探す」 という事にしたいと思います。